漫画家を目指す人からのよくある質問・気になる情報を詳しく解説します。

漫画家を目指す人からのよくある質問

Q.漫画家になるためにはアシスタント経験が必要ですか?

A.必ずしもアシスタント経験が必要なわけではありません。ただアシスタントを経験しているとリアルに漫画家の仕事を理解できて、仕事の流れが解るので独立するときに有利です。アシスタントで漫画を描いて生活をしている人も多数存在します。自分の作品で世に出たい人はステップにすると良いでしょう。

Q.漫画は描けるのですがストーリーを作ることが出来ないです。

A.漫画は描けてもストーリーが無いとキャラクターが生きてこないので、ストーリーは大事です。自分が描いたキャラクターをどのように動かしたいか考えることから初めましょう。ただ悪をやっつけるのか、恋愛してラブラブでいたいのか、読者を引き込んで夢中にさせるには自分がワクワクして描かなければなりません。
初めは既存の小説から題材を得てストーリーに絵を乗せる練習をしましょう。徐々に自分で話を作れるようになります。また、ストーリーが苦手ならイラストのようなカットを描く書籍や報告向けの漫画家になる道もあります。

Q.漫画家になるためには東京に住んだ方が有利ですか?

A.出版社は東京に多くあるので、原稿の持ち込みなどでは有利と言えます。持ち込みだけが作品を評価して貰えることではないので東京にこだわる必要はありません。漫画家になって収入が安定してから、家賃が高い東京に引っ越す漫画家もいます。もちろん地元で描き続ける人も多数存在します。どこにいても漫画は描けるのです。

Q.雑誌の賞に応募しても入賞しません。漫画家になれるでしょうか。

A.雑誌の賞は、その雑誌が欲しいタイプの漫画家を募集しています。客観的に自分の作品を見て、その雑誌とコンセプトが合っているか見極めましょう。例えばファンタジーを中心に掲載している雑誌にコテコテのヤンキー漫画は合わないからです。雑誌の賞に応募しながらウェブ上でも発表して、一般に人の反応を見るのも自分の作品を見つめ直すキッカケになります。

Q.漫画は人物のデッサン力があると描き続けるのが楽だと言われています。デフォルメして3頭身のキャラクターを描いている漫画家でも、デッサンの基礎を学んでいることが多いです。人物だけではなく建物や景色も表現するのでデッサン=見る力を鍛えるのも良いでしょう。ただし色々な表現方法があり、全くデッサン力が無い漫画家も多数存在しています。画力を上げたいとか、漫画を書くためのノウハウを学びに行くと作品の幅が広がるのでおすすめです。